春なお遠く……

あの日から、間もなく丸2年を迎えようとしています。
被災地の復興は最優先・最重要課題にもかかわらず、私たちが思ってる以上に(というか、まったくと言っていいほど)進んでいません。
異例ですよね。信じられませんよね。
2年が過ぎようとしているのに、何一つ変わらないってのは。

そりゃあ、被災地域が広大すぎるとか、最大のネックとなっている福島原発の廃炉処理が一向に進んでないとか、前代未聞すぎるファクターが山積してる事はわかってます。
でも、それらを差し引いたとしても、出口がまるで見えない(下手すりゃ、入口にすら差しかかってない)というのは、ありえない事です。
それどころか、本来なら被災地の復興支援に使われるべき国の予算が、被災地とはまったく無関係の場所で、まったく無関係な事業に使われているというような事も、ニュース等で騒がれています。
さらには、全国から集まった義捐金が、被災者にうまく行き届いてない、受け容れ側の自治体で、そこまでの対応が追いついてない等、思わず「う~ん……」とうなってしまうような話も。
……どうなっているんだろう、この国は?


画像米子でもここ最近、県や市が設置した「ここは海抜○m」という標識を、街のあちこちで見かけるようになりました。
……お、遅いよね。今頃になってやっとなんだね。
言わずもがな、米子の街は弓ヶ浜半島という砂洲の上に成り立っています。当然、どこを切り取っても海抜が低い土地ばかりです。
ワタクシが住んでる一帯で海抜4~5m。会社がある場所で、やっと8mといった感じです。
これは市の防災安全課が作った津波被害予測なのですが、県西部あるいは東部の地震断層でマグニチュード7クラスの地震が起こったと想定すると、最大波高約2mの津波が押し寄せると予測。新潟県佐渡島の北方沖にある地震断層で、マグニチュード8クラスの大地震が起こったと想定した場合、遠く離れたここ米子にも最大波高5m以上の津波が襲うと予測しています。

うは。

海抜4mの土地を5mの津波が襲ったら……そらぁ沈みますよね
ワタクシが住んでるエリアは、近所の小学校の体育館が指定避難場所になってるんですが……水浸しでんがな
皆生温泉なんか、モチロン1階は水没――大丈夫か、米子市!?

……ゴムボート、買っときましょか(笑)

気になるのは、これの設置予算が、ちゃんと県や市の防災費から出てるんだろうな?という事。
もしこれが国の復興予算から出てるんだとしたら、「出すべきところが違うだろう?」と言わざるを得ません。



相も変わらず、震度4~5クラスの地震は毎日のように起きています。
被災地の皆さんが、何の憂いも持たず、桜咲き誇る春を謳歌する日が、一日も早く訪れん事を切に願います。

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