帯広の遊び心

久しぶりに味わってきましたよ。リアル氷点下20℃。
「あぁ、これこれ。この肌に突き刺さるような寒さ。懐かし~!!」みたいな。
で、久しぶりに街中を散策してきました。
さすがにエゾノーには行きませんでしたけど(笑)


いや、もぉね、流石に10年近く離れてますとね、街の様相がすっかり一変してて、プチ浦島太郎状態でした。
記憶の中の故郷の姿との擦り合わせが全然出来なくて、「何処だ、ココ!?」てなもんですよ。
だいたい、帯広の駅前って、こんなにホテルが林立(というか乱立)する場所じゃなかったですもん。
前に帰省した時に、東横インとルートインホテルが建つって話は聞いてましたが、いきなりリッチモンドホテルとかコンフォートホテルとかドーミーインとか「おぉ、聞いたことある名前だぞ」系ビジネスホテルに並ばれちゃうと、ますます「……何ぉ処ですかぁ?」てなっちゃうんですけど。
お蔭で、中心商店街がすっかり後退(というか荒廃)しちゃってて、『ふじもり食堂』の肩身が狭い事狭い事(笑)
でも、何がショックって、子供の頃に何度も通ってた近所の温泉施設が、パチンコ屋に様変わりしてた事。
世に〝十年一昔〟と云いますが、最近は10年どころか2~3年のスパンでガラリと変わってしまうんですねぇ~……



市内中心部には、エゾシカの群れがフツーに出没します――と云っても、本物の鹿じゃなく、ブロンズ像なんですけどね。
本物は、おびひろ動物園でご覧ください。

でも、ワタクシがまだ住んでた頃、このブロンズ像を仲間と勘違いしたのか、本物のエゾシカがこの近辺をウロチョロしてたってニュースがありました。
ほのぼの。

画像中心商店街・藤丸デパートの前にいる雌ジカの親子。

帽子やマフラーは、デパート女子店員さんの「そのままじゃ寒いよね」ていう優しさのプレゼント。
コレ、クリスマス時期にはクリスマスカラーに変身しますから。








画像じっと見つめる、その視線の先には……














画像お父さんである雄ジカが。

交差点の向こう側から家族を見守ってます。
男は黙って――ですな。

立派な角してます。
イタズラ心にも「この角を折ってやろう」なんつー不届き者は、今のところ現れてません。
市民の誰からも愛されてる親子鹿です。





画像藤丸デパート前の親子像は有名ですが、この群れがなんと駅前広場にもおりまして。
正直、ワタクシ、こちらの像の事は知りませんでした。
たぶんワタクシが離れてから造られた物かと。

こちらは雌ジカばかりです。
一頭だけ無心にエサをついばんでます。
奥の二頭が「や~ね~、アノ娘。食い意地張っちゃってさ」とか何とか、ヒソヒソと井戸端会議中です。





こういう遊び心が街のアチコチに溢れてる、我が故郷・帯広が大好きです。
最近でこそ、ばんえい競馬や豚丼、あとはマンガ『銀の匙-Silver Spoon-』の舞台となった事で、そこそこ知名度が上がってきた帯広ですけど、こうしたチョットしたところにも田園都市らしさがにじみ出てましてね。

もし良かったら、帯広を訪れた際、そういった何気ないトコに散らばる芸術も探してみて下さい。

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