新春恒例 妖怪詣

正月の水木しげるロード詣も、毎年の恒例行事になってしまいました。
昨日(もう一昨日か)のブログで「正月からいい天気」なんて書きましたが、あれから一気に崩れて、雨だったり、雪だったり、強風が吹いたり……
ま、それが山陰クオリティと言っちまっちゃあ、それまでなんですけどね。
傘を片手のお出かけです。
お出かけったって、汽車で(JR境線は非電化なのですよ)30分程度のもんですけど。

昨年の暮れも押し迫った12月26日、水木しげるロードでは新たに11体のブロンズ像がお披露目になりました。これで妖怪ブロンズ像は、全部で153体になりました。
その153体の中から、今年の干支であるヘビにちなんだものを。
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八岐大蛇(ヤマタノオロチ)です。
画的には蛇ってより龍ですけどね。角も生えてるし。
実を申しますと、水木しげるロードのブロンズ像群には、今までヘビにちなんだ物がありませんでした。唯一それっぽい物といえば『濡れ女』くらい(でもアレは、ヘビはヘビでも海蛇ですからねぇ?)。
「巳年を迎えるというのに、これではイカン」という事で、今回新たに作られたんだとか――八岐大蛇が妖怪の部類に入るのかどうかはさておいて。
ん~……もっと直接的に『へび女』とかでも良かったんですけどねぇ~。
出来上がりがまるで〝キングギドラの巣〟です(笑)

JR境線には、今まで『ゲゲゲの鬼太郎』などをラッピング塗装した4両の『鬼太郎列車』が走っています。
それが観光客らから好評で、

     「もっと増やして欲しい」
     「全部の列車を『鬼太郎列車』にして欲しい」

などという要望に応える形で、昨年9月29日に紫を基調とした第5弾『こなきじじい』が、11月3日・文化の日にライム色を基調とした第6弾『砂かけばばあ』が、『鬼太郎ファミリー列車』として登場しました。
ちょうど乗り込んだ便には、その『砂かけばばあ列車』が連結されていました。
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いや、妙に迫力ある車両ですわ。夢に出そう。
こんなんが時速80㎞で迫って来た日にゃ、子供ら泣くって。

水木しげるロードの妖怪ブロンズ像は、水木しげるロード振興会が「今度こういうブロンズ像を作りますが、スポンサーになりませんか?」と、一口100万円で全国から出資者を募り、それを資金に製造するという形を取っています。完成した暁には、出資・寄贈者の名前入りプレートが土台に埋め込まれます。
民間ならではの知恵ですね。
過去に寄贈された中には、いろいろ著名な方もおられます。漫才師「宮川大助・花子」の宮川大助師匠(出身が境港ですからね)とか、ライトノベル『スレイヤーズ!』シリーズで有名な作家・神坂一さんとか。
今回お披露目になった新ブロンズ像11体の中では、この貧乏神もそうです。
で、この貧乏神に出資、寄贈したのが――
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さすがでございます(笑)
人気ゲーム『桃太郎電鉄』に登場するキャラクター「キングボンビー」の元にしたという貧乏神に敬意を表しての出資だということです。
さくま先生は、JR四国の鬼無駅(香川県高松市。鬼無一帯は〝桃太郎の里〟として知られています)に『桃太郎駅』という愛称が付いた事を記念して、『桃鉄』キャラクターの石像を寄贈された事があります。その石像は、今も鬼無駅のホームに鎮座ましましてございます。
その後何年かして、水木しげるロードを訪れたさくま先生、妖怪ブロンズ像100体(当時)が居並ぶ光景を見て、言葉を失うと同時にホッと胸を撫で下ろしたそうです。

     「石像を建てる前にここに来ていたら、俺も勢いで100体建ててたかもしれん……」

やめて下さい、あんなデカブツ(笑)
まぁ、そんな縁もあって、「貧乏神のブロンズ像が建つ時には是非!」と心に決めてらしたそうで、その願いが今回叶ったという訳です。

え~……ポケットマネーでポ~ンと100万円出せる方がおられましたら、この次はいかがでしょうか?
ブロンズ像、まだまだ増えて行く予定だそうですから。
今年で開設20周年を迎える水木しげるロード、まだまだ面白くなって行きそうですよ。


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今年は鬼太郎ファミリー総出で――て、おい? から傘小僧はいつからファミリーに?
添えられた〝結束〟という言葉がいいですね。これ、今年のキーワードになりそうですね。
政治も社会も、今年は一致団結して難局に挑む事が、混迷を極める日本の今の現状を打開するカギなんじゃないかと思います。

結束――どこかの誰かさんに聞かせてやりたいですわ。

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