ATMの奥に妖怪はいません

境港・水木しげるロードを訪れる観光客が不満に思う事第1位――お金を下ろす場所がない。
貧乏神に取り憑かれたか妖怪銭喰いに襲われたかして(笑)懐具合が心許なくなった時は、銀行のATMに頼るしかない訳ですが、水木しげるロードから遠く離れたソレは、あらかじめ地図でチェックしていたか、お店の人に場所をじっくり聞くかしなければ、おいそれとはたどり着けない、お前はダンジョン奥の宝箱か!てな存在でした。

画像以前はロード内に、金融機関の支店が設置されていた時期もあったようですが、現在は撤退あるいは別の場所に移動してしまっています。
したがって、水木しげるロード近辺には金融機関はおろかATMすらない状態が、ここ何年か続いていました。
あとは、妖怪神社のそばにある郵便局に頼るしかないのですが、平日は夕方5時半まで、土曜日は午前中のみ(厳密には12:30まで)、日祭日に至っては休止という「てんで使えねぇ!」状態。
これでは確かに観光客の利便性も悪い、クレームが寄せられて当然という事で、境港市観光協会が官公庁や各金融機関に働きかけを続けてきた結果、今月13日、水木しげる記念館も入っているアーケード近くにATM設置という運びになりました。

待望のATMは、鳥取銀行が「水木しげるロード出張所」として開設しました。
このATMコーナー、妖怪屋敷をイメージした外観で、萱葺き屋根を模し、外壁には古い板を配置。軒先には破れ提灯がぶら下がり、入口そばには「妖怪に暗証番号を教えないで」と記した立て札を置くなど、遊び心たっぷり。
また、近づいた利用者を感知すると、妖怪一ツ目小僧のイラストや銀行ロゴが(妖怪だけに)浮かんでは消えるマジックミラーもはめ込まれました。

開業セレモニーでは、鳥取銀行の宮崎正彦頭取が「世界に一つしかないATMが、地域の話題づくりと利便性に貢献できれば幸い」とあいさつ。市観光協会の桝田知身会長は「歩くだけなら無料の水木ロード。これで消費が飛躍的に増えてくれると嬉しい」と期待を寄せました。

新設されたATMは年中無休。営業時間は平日、土日祝日とも午前9時~午後7時。
これで少しは利便性が向上されたでしょうか。そして、今以上に消費が拡大されるといいのですが。
もしそうなれば、お金にガメツイねずみ男も大喜びでしょう(笑)


くれぐれも、振り込めサギならぬ〝振り込め妖怪〟には気をつけて(爆)
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