ざ でぃ あふたぁ ~アレから一週間~

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャ テュリャリャ~♪――て、〝一週間〟と聞いたら、コレやんなきゃ気が済まねぇのかよ(笑)
(しかもこのフリ、どっかでやんなかったか?)
アナログ放送が終了して1週間。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
各県の地デジ化コールセンターには、相変わらず地デジ化に関する相談電話が。
でも、その内容が「ウチ、映らないんだけど?」というものから「地デジチューナーが手に入らない」というものに変わってきてるんだとか。

ギリギリまで地デジ対応してなかった家庭が、いざアナログ停波を迎えて、慌てて電器屋に駆け込んだものだから、各店舗の在庫が一斉にハケちゃって、通販でも「入荷待ち」の状態に。
……まぁ、こればっかりはね、製造メーカーさんの製造ペースに任せるよりない訳でして。
「あきらめて地デジテレビ買えよ」とは口が裂けても言えない訳でして……サイフの底はとっくに裂けてんのにね。


そんな中、「隣の家では、まだアナログのチャンネルが映ってるのに、なんでウチは映らないの?」という声がチラホラ。
きっかけは、アナログ終了翌日である25日の『笑っていいとも!』に出演した黒柳徹子さんの
「あら? ウチ、まだアナログ映るわよ?」
という一言。
いくらタモリが「アナログは昨日で終わったんだから、映る訳ないじゃないですか」と言っても、「いや、映ります」と頑として受け付けない。コーナー終了間際に「ケーブルテレビでご覧の家庭では、デジアナ変換でお送りしてるので、そのままで見られる場合もあります」という説明を受けても「いや、ウチはケーブルテレビじゃない」と突っぱねる。
ネット上では「コレってどういう事? 徹子、ついにボケたか!?」という意見と、「いや、ウチもそうだ。徹子は正しい!」という意見とで、ちょっとした混乱状態に。

結論から申しましょう。
ケーブルテレビ(CATV)経由で見ているご家庭では、2015年3月までは、アナログテレビのままで見られます。
コレ、別にCATV局のサービスでも何でもなく、法令で決まってる事なんです。
総務省曰く「7月24日にアナログ放送が終了して、まだ地デジ化の済んでない人が、慌てて地デジ対応テレビや地デジチューナーを買おうと家電販売店などに殺到して、社会が混乱しないよう、数年間のクッション期間を設けましょう」というもの。
でも、実際に各テレビ局ではアナログ放送を終了してるのに、どうやってアナログチャンネルで見せるんでしょう?
これは、テレビ局からの放送波をいったんCATV局が受けて、CATV局から各家庭に送っているという〝再配信〟という方法にカギがあります。
これがまたクセモノでしてね。
例えばCATV局側で何かトラブルがあって、放送が止まってしまう事があります。でも、視聴者さんはそういった仕組みを知りませんから、テレビ局に直接「映んねぇぞ、ゴラァ!!」と苦情を入れてくる訳です。テレビ局側としたら、何の異常もないのに怒鳴られたんじゃ、たまったもんじゃない。
……まぁ、それはいいや(笑)
画像で。
先にも触れましたが、CATV局では各テレビ局からの放送波を受けて、それを当該チャンネルに流してるんですが、デジタル放送の16:9ハイビジョン(HD)信号をアナログチャンネルにそのまま流す事は、技術的に出来ません。
そこで、HD信号をアナログ放送用の4:3標準(SD)信号にダウン・コンバートしてやる必要があります。これを俗に〝デジタル-アナログ(デジアナ)変換〟と言います。
つまり、現在CATV経由で、アナログチャンネルのままご覧になっているのは〝デジアナ変換〟されたものだという事です。その証拠に、画面の右肩に「デジアナ」というスーパーが出てるでしょう?
という訳で、とりあえずは今までのアナログチャンネルで今までどおり見られるんですが、これは「単に地デジチャンネルが見られるだけ」です。
16:9信号を4:3信号に変換してますから、画面は上下に黒い帯のあるレターボックスです。
地デジのウリである高画質映像は標準画質に落とされてますし、5.1サラウンド音声はステレオ音声に変換されています。
もうひとつのウリであるデータ放送や、番組録画に不可欠な電子番組表も、それを送るだけのチャンネル帯域がありませんから、送られません。小さなコップにバケツ一杯の水は入らないでしょう?
――とまぁ、こういったいくつかの制約があるので、厳密には地デジ放送ではなく「地デジチャンネルが見られるだけ」とワタクシは申し上げているのです。

ですので、注意してテレビ画面を見れば、たとえアナログチャンネルで視聴できたとしても、それは地デジ放送をアナログチャンネル用に処理した、〝デジアナ変換〟した信号とわかる訳です。

じゃあ、黒柳徹子さんは、それを見落としていたのか?
よくよく調べてみたらば、関東エリアでは、今日(7月31日)投票日を迎える埼玉県知事選挙が影響してるらしいです。政見放送時は「デジアナ変換」スーパーを外さなきゃならないらしく、放送予定が変わる事も考慮して、CATV局によっては選挙期間中は「デジアナ変換」のスーパーを出していない場合もあるんだとか。
徹子さん、その画面を見て「あら、アナログ放送終わる終わるって言ってたのに、まだやってるじゃない」と思ったに違いない――という訳です。

それじゃあ、徹子さんが「ウチはCATVに加入してない」のに映るのはナゼ?という疑問。
これ、実はマンションやアパートがCATV対応になっていて、それを入居者が知らない場合があるのです。
CATV対応になっていれば、各部屋のアンテナ端子には、屋根の上のテレビアンテナからじゃなく(そもそも屋根にアンテナが無い?)CATV局から送られてくる放送波が配信されているのです。だから、たとえCATVに加入していなくても、テレビをアンテナ端子につなげば、一般放送は見られる仕組みになっています。
その事を知らない入居者が、徹子さんのように「ウチはCATVに入ってないけど見られるよ?」と言っている訳です。

大丈夫です。(大丈夫でもないのか)
明日には〝デジアナ変換〟というスーパーが出され、「あ、ウチは地デジじゃないんだ(地デジは見られるけど、コレは地デジじゃないんだ)」とわかるはずです。
……ややこしいのぉ(笑)


で。
先にも述べたとおり、4年後の平成27(2015)年3月末をもって、このデジアナ変換によるCATVの再配信も終わりますから(いや、デジタル放送は続きますよ)、〝第2の地デジ化問題〟は必ず起こる訳です。
地デジテレビに買い換えずに済ませた家庭は、ただ単に問題を先延ばしにしただけ。買い替え猶予期間が延びただけです。いずれは映らなくなるんです。
今さら「お急ぎ下さい」とは言いませんが、地デジ化対策しましょうよ。

そぉいうワタクシ。
未だアナログテレビです。
一生懸命「地デジへの切替をお早めに」って旗降ってた人間が、まだアナログテレビ(笑)
(いや、CATVやDVDレコーダーを介して、地デジ放送は見られますし、録画もできますけどね)

日本人なんてこんなもんです(爆)


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