道民の翼、十勝の空を舞う

今日のかちまいWEBでも、AIR DO(北海道国際航空)のプレスリリースでも発表されてますが、
来年3月27日、羽田-帯広便の開設が決定
されましたぁ!!
計画では1日2便。使用機材は126人乗りのボーイング737-500型。
いやぁ~……長かったぁ~!
就航要請から苦節8年、ようやっとの思いで、十勝の空をエア・ドゥの翼が舞う事になります。


画像2002年、JAL(日本航空)とJAS(日本エアシステム)が合併した事により、それまでのダブルトラッキング体制が崩れた帯広空港。
一社独占となるシングルトラッキングと、路線が競合するダブルトラッキングとでは、それはそれは雲泥の差なのですよ。
空港側に入る施設利用料も少ない上、昨今の航空業界を取り巻く状況では、いつ減便・廃止されるか定かじゃない。
利用者にしてみれば、運賃は高額になり、割引も期待できない。事実、「特割」「早割」などの設定路線から外されたり、設定されても、さほど割引にならない状況です。極端な話、千歳からJRで帯広入りした方が安上がりになるんじゃないかってくらいで。そうなれば、ますます空港利用者が減り、運賃は割高になって行く、という堂々巡り。
それ故、ダブルトラッキング化復活は、空港や地元経済界にとっては死活問題なのです。
帯広市をはじめとする十勝の政財界は、シングル化された2003年からエア・ドゥに対して、ずっと熱心な就航要請を出してきましたが、旭川に敗れ、函館に敗れ……毎回のように「次は帯広便を最優先で開設する」という返事をもらい、それを信じて誘致運動を続けてきました。
2006年の羽田発着枠拡大による新路線開設を女満別と争い、「帯広有利」の戦いを演じておきながら、路線決定間際に知床の世界遺産登録が決まり、女満別に逆転負け。それでも、エア・ドゥ側の、もはや狼少年のような「次は帯広を最優先」の言葉を信じ、今年10月の枠拡大による新路線開設に向けて、めげる事なく地道な誘致活動を続けてきました。
そういった働きかけに冷や水を浴びせるかのごとく、エア・ドゥ側から「地力を付ける為」に帯広便開設を白紙撤回、千歳便の増便に割り当てる意向が伝えられた事もありました。
それでもなお熱心な就航要請を続けてきた結果、割り当て予定の2便4往復を帯広便に充当する事に決定。
地元としては本当に待たされに待たされ続けた路線開設に漕ぎ着けたのです。
JALがあぁいう事になって、いつ機種の小型化や便数縮小(最悪、路線撤退)になるかわからない状況の現在、帯広空港にとっては願ってもないニュースとなったのですよ。

エア・ドゥ側も、以前から「帯広線にはポテンシャル(潜在力)があり、産業振興が進むと期待」しており、無視できない路線の一つではあったのです。ターゲットは、観光客よりも恒常的なビジネス客。採算ラインは搭乗率60%と見ています。
現状、JALの帯広線は、目標である6割をほんの少し下回っています(昨年度の実績は59.7%)。
今後、2社間の競争が起こり、トマムや日高東部など広域での利用促進を進めるなら、搭乗率6割の維持も決して無理な数字ではありません。
路線成功の鍵は、道東自動車道が開通した事で札幌圏に流出する観光客やビジネス客を、いかに帯広空港に向けさせるかに、すべて集約されていると言っても過言じゃないでしょう。

ただ、帯広便はJAL単独路線で、業務提携しているANA(全日空)が運航していない以上、路線開設には拠点整備に莫大な設備投資を要するというデメリットがあります。それがここまで路線開設が遅れた最大要因だろうと思われます。
(その部分は、地元が相応の負担を引き受けると提示したそうです)
ともあれ。
まだ国土交通省からの認可が下りた訳ではありませんが、エア・ドゥ側からGOサインが出た以上、地元も最大限の協力をして、是非とも就航実現させてもらいたいものです。


気になる運賃ですが、JALの機材(エアバスA300)より小さな機材を使用する事により、JALが設定している現行運賃よりは低料金になる(する)考えだとか。
また、ANAとの共同運航の道も、可能性として模索中だそうです。
そうなるとワタクシ、帰省の際に羽田の第1ターミナルと第2ターミナルを行ったり来たりする必要がなくなるんですね。
ん~……そうなると、アノお方じゃないけど、ANAをオフィシャル(笑)に設定した方がいいのかなぁ?
いや、でもエア・ドゥの『道民割引』も魅力だしなぁ……
まぁ、ますますJALから遠ざかる事になるのは確実ですね。
それでなくとも、ここ米子はANAのシングル運航ですし。
何が何でもJALに乗ろうと思ったら、車で1時間半かけて出雲へ行くか、高速で2時間かけて岡山へ出るかしなけりゃならんのですわ。
だったら伊丹まで出た方が便数もあるし、便利いいよね、てなもんで。


ま、何はともあれ。
来年の春には、東京と帯広を結ぶ空の便が増え、〝道民の翼〟として定着したエア・ドゥが十勝の空を翔ぶ事になるのですね。
リンドバーグよろしく「翼よ、あれが十勝の灯だ」――なんつって(笑)



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