車さ きゅうには止まれねぇ

200日――「9」が3つで「Thank CUE(サンキュー)の日」。
てな訳で。
今日は、われらがオフィスCUEの感謝デーであります。
この佳き日を祝わずして、何のファンか!――とばかりに、ワタクシめも祝福すべく、鳥取砂丘へと足を運びました。
は?
何故に鳥取砂丘なのかって?
それはですねぇ~
サンキューサキュー(砂丘) 砂CUE
なんちゃって。
「おぉ~い、山田くぅ~ん。座布団、全部持ってっちゃえ!」
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JR鳥取駅前からバスで30分ほど。終点の砂丘会館前で降りて、延々続く木製スロープを登りきると、眼下に広がるのは……
「うわぁ~……砂だぁ……」
――他に感想はねぇのかよ!(笑)

南北2.4㎞、東西16㎞に広がる鳥取砂丘は、日本最大の海岸砂丘です。
(内陸も含めると、青森の猿ヶ森砂丘が日本最大なんですが……大部分が防衛省の敷地内なんでねぇ~。足を踏み入れるどころか、見る事さえ出来ません)
鳥取砂丘といえば、よく「砂漠の荒涼感を彷彿とさせる」なんて云われますが、実際のところ、砂ばっかりの風景という訳ではありません。風で飛ばされてきた草木の種子が、窪地の方では根付いていて、意外と緑化が進んじゃってる事にびっくりしてしまいます。
砂山の斜面には、こんな可憐な花が咲いてたりして、自然の神秘と申しますか、逞しさと申しますが、とにかく「砂ばっかりじゃねぇんだなぁ~……」と感心させられる事しきり。
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鳥取砂丘は、過去のボーリング調査の結果、途中に大山噴火による火山灰層を挟み、さらにその下、地下60m以上もの深さまで砂の層が続いている事がわかっています。火山灰層が今から約2~5万年前と云われてますから、その遥か何万年も前から砂丘は存在していた計算になります。
驚きですねぇ。
画像砂丘でも一番有名なのが「馬の背」と呼ばれる小高い丘なのですが――いやぁ~……登るのがしんどかった。砂地ですから一歩一歩が沈むし、ズルズル下に滑り落ちてくんですよね。標高47mが「ウソでしょ~!?」と思えましたもん。登りきった時には「ヤッタァ~!!」よりも「ぜぇ~は~、ぜぇ~は~」の方が多いし、水を持って来なかった事を悔みましたよ。
そんな「馬の背」の斜面を利用して、こんな事してらっしゃる方々もいましたよ。

海まで飛んでけ パラグライダー

ホリケン大喜び(笑)
でもまぁ、砂場だからクッションは効いてるし、離陸・着地には確かにもってこいの場所でしたなぁ。気持ちよさそうに空中散歩を愉しんでましたよ。
これはもう、一つの名物でしょうなぁ。
で。
もう一つの名物というか、自然が創り出した芸術というか、が「風紋」であります。
風が砂を運ぶ事で描き出す紋様――読んで字のごとく、超一級の芸術品です。
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ただまぁ、コイツにお目にかかれるのは、風が吹いた日の朝早くか、日中でも誰も歩いていない斜面でだけです。
あまり日が経っちゃいますと、人が無遠慮に歩き回りますから、風紋ならぬ「人紋」だらけになっちゃいます。
コレ、このとおり。
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結構、興冷めでしょう?
まぁ、コレはコレでアリかもしれませんけど。


さて。
砂漠というか砂丘といえば、ラクダが付き物です。観光用ではありますが、実際に2頭見かけました。
それではご覧下さい。ラクダです!
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「いやいやいやいやいや。そういう事じゃなくってさぁ」
……だってさぁ、写真に撮るだけで500円も取るって云うんだもん。一緒に記念撮影とかじゃなくて、ラクダだけの写真でも。
暴利だよね。
だから、無難に剥製というかヌイグルミでもって。ね。
(「ね。」じゃねぇっての!)


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さて。
ここからは少し真面目な話。

鳥取県では、鳥取砂丘への落書きを禁止する条例が成立。今年4月から施行されています。
この条例によると

       ①面積10平方メートル以上の文字や絵の落書き
      ②ロケット花火の発射
      ③たばこの吸い殻や缶の投棄


などの迷惑行為を禁止しており、違反すると5万円以下の過料が科されます。
とはいえ、条例施行後も砂への落書きは後を絶ちません。どんなに告知看板を立てようが、砂丘レンジャーが巡回しようが、月に30件以上の落書きが見つかるそうです。
で、砂丘レンジャーが注意をすると「(条例を)知りませんでした」とだけ言い残して、消しもせずに立ち去るそうです。
その口調も、申し訳なさそうに言うんじゃなく、ケラッケラ笑いながら「はぁ~い、知りませんでしたぁ~みたいなフザケた口調で。
「違反したら5万円」って話をすると、決まって「はァ~? なんで金払わんきゃなんないのさ? バッカじゃないの!?と返ってくるとか。
あとは「どぉ~せ砂なんだから、そのうち消えるしょ?」だって

画像あのさぁ。
アンタらさぁ。
いっぺん南紀白浜の千畳敷に行って、そこで見てきな。

←こんなんだから。

岩場という岩場、こんな落書きだらけでガッカリするから。何なら原始人が残した壁画かと思うくらいだわ。
でも、原始人はハート型や相合傘なんか書き残しません。ましてや「○○ちゃんLOVE」とか書きません。
で、全部砂岩だから、一度書いたら風化するまで何十年何百年と消えないんだわ。
いやもぉ、ガッカリつーか呆然とするわ。
そりゃワタクシだって聖人君子じゃありません。過去、一度や二度……いや、それ以上の回数は落書きした事だってあります。
でもね、アレみたら、落書きなんかする気失せるわ。反省するわ。

鳥取砂丘――いや、そりゃ砂だから消せば消えるけど、当然ながら消すまではずっと残るんだよね。で、消したら、風紋も一緒に消えるんだよね。そこだけ砂の色も違うし。
どのみち景観を破壊する行為には違いない訳ですよ。

これ以上〝ガッカリ名所〟を作らないで。増やさないで。
こんな条例なんかに縛られないでもさ、それぐらいチャンとしようや。
自分らで自分の首絞めるのやめようって。
こんな事続けてたら、そのうちどこも見るトコなくなるよ。
高い入場料払って、他人の落書き見に行く事になるよ。

そんな光景、見たくないでしょ?

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