おい、鬼太郎! 旅に出るのじゃ。

画像米子ライフ27日目。
昨日の夕方、夜勤明けの昼寝から覚めると、神様がチョットだけプレゼントを用意してくれていました。
そうだよねぇ~。晴れるとこんなに綺麗なんだよねぇ~、大山って。
で、一夜明けた今日はというと……また朝から雨なんですわ。
こうも雨続きだと、そらぁ陰鬱にもなりまさぁね。「山陰の〝陰〟は陰鬱の〝陰〟」てか。
まぁ「陰だ、陰だ」と騒ぎ立てられたところで、僕、競輪や競艇の選手じゃないんでね。インだろうがアウトだろうが、ど~でもいい話です。
……あ。違う?

今年の年賀状、冬の大山の写真を貼り込んだんですが、親戚のおばさん、それを見て「あら。アンタんトコの、鳥取に引っ越したんじゃなかったっけ? なして富士山なの?」と母に言ったそう。母も大山なんて見た事ないから、「ホラ、富士山って縁起物だからじゃない?」て答えたそう(笑)
それほどまでにソックリなんですよ。
ワタクシめの住む地域から見ると、船上山に連なる北壁がバッチリ見えるんですけど、米子自動車道・溝口インターチェンジ付近まで行くと、その北壁も山の陰に隠れて、まんま富士山なんです。そらぁパッと見じゃ間違うよね、てなくらい。
いずれお目にかけましょう。
それにはまず晴れてくんないと……


さて。
せっかくのお休みだってのに、家に閉じ込められっ放してのもどうだ? 精神衛生的にも悪いよね?てな訳で。
昼近くになって雨も上がりかけた事ですし、ちょっとお出かけする事に。
出かける先は境港。米子からはJR境線でおよそ45分ほどの小旅行です。
画像JR境線は、米子と境港を結ぶ全長17.9㎞のローカル線。始発の米子駅と終着の境港駅以外はすべて無人駅という単線区間です。平成17年に観光目的で『妖怪路線』と名付けられ、全16駅には愛称としてそれぞれ全国の名だたる妖怪の名前が付けられました。駅に愛称が付けられるのは全国でもいくつかありますが、このように沿線全駅に愛称が付けられているのは、境線が唯一なんだそうですよ。
何故にそこまで妖怪にこだわるのか?と申しますと、以前の記事でも述べましたとおり、境港市は『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』などを生み出した漫画家の水木しげる先生が生まれた街だからです。〝水木先生の生まれ故郷イコール鬼太郎の生まれ故郷〟という事で、境線の利用促進に役立てようという訳ですね。
そのJR境線ですが……いや、さすがは妖怪路線。〝霊番〟ホームからの出発ですよ。
ホームには既に、『鬼太郎列車』が待っていました。旧国鉄キハ40系にペイントを施した『鬼太郎列車』には、「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」「ねこ娘列車」「目玉おやじ列車」の4両が存在。休日は若干本数が増えるのですが、それでも毎日14往復ほどが運行しています。
但し、毎年2月中の1日間だけは、路線保守・車両保守等の為に、境線は日中の全線が運休します。こんな路線もないですよね。保守作業の為に日中の全線が運休する路線なんて。これも全国でココくらいじゃないんですか?
ちなみに今年は2月12日が全線運休日。
この日、この時間の編成は、「ねこ娘列車」と「目玉おやじ列車」の2両編成でした。
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「境線沿線の駅には、愛称として妖怪の名前が付けられている」と言いましたが、ここ米子駅に付けられた名前は〝ねずみ男駅〟です。いやもォ何もかもがねずみ男。キオスクまでが『ねずみ男売店』ですもの。
ホームでは、ねずみ男の駅名標に加え、鬼太郎と大山からす天狗のブロンズ像が、皆さんの旅立ちを見送ってくれます。
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さぁ、ねこ娘に乗って……じゃなかった(笑)「ねこ娘列車」に乗って、〝妖怪に逢える街〟境港へ出発!
「ねこ娘列車」は、女の子らしい赤とピンクのラインが目印。車体側面には様々な表情のねこ娘が一杯で、車内天井もねこ娘だらけ。
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他の車両も、これと同じようにイラスト満載です。
これは……あれだね。言っちゃ悪いけど、『アンパンマン列車』の鬼太郎バージョンだね。
車内アナウンスも、鬼太郎とねこ娘がやっています。
そこまで凝るか(笑)



止んでいた雨も、やっぱりポツポツ降り始めました。結局、雨の中の観光になるのね。
下校途中の学生たちに混じりながら、海が見えるでもなく、絶景に出会うでもなく、ごくありふれた車窓風景を眺めながら、わずか45分足らずの列車旅は、終点の境港に着こうとしています。




んじゃ、皆さんにはサービスカットで。
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