阿波池田で待ち合わせ

学生たちに混じって、阿波池田に到着しました。
……そぉかそぉか、世間様は普通に月曜日なのね。

画像阿波池田駅のホームには、奥祖谷に架かる「かずら橋」のミニチュアがあります。
四国の秘境(つーか、日本の秘境)祖谷渓には、阿波池田が一番最寄の駅です――そうは云っても、バスで1時間以上かかるんですけどね。
西祖谷には「大かずら橋」が、東祖谷には大小の「夫婦かずら橋」が架かっています。
切り立った断崖に囲まれた〝祖谷〟という場所は、平家の落人が隠れて暮らしてたという場所で、他の地域とは、このかずら橋だけでしか結ばれていませんでした。だから、もし源氏の追っ手が迫ったとしても、かずら橋を切り落として道を断ち、その隙にさらに山奥へと逃げる肚積もりだったようです。
よくは知らないんですけど、源氏って、そこまで徹底した掃討戦やってましたっけ?
一説によりますと。
壇ノ浦で海に身を投げた安徳天皇。実は替え玉で、本物の安徳天皇は、屋島の合戦に敗れた平国盛とその配下に護られながら、この祖谷の里に隠れ逃れていたんだとか。故に、ここに隠れ住んだ落人たちは、平家再興を願いつつも、いつ源氏が安徳天皇を奪還しに来るかと、戦々恐々としながら暮らしていたという言い伝えがあります。
(ところが、ようやく祖谷の里に着いたのも束の間、安徳天皇はその年の内に病死してしまったそうです)
で、壇ノ浦の海中深くに沈んでしまったとされる、三種の神器の一つである天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ。またの名を草薙剣=クサナギノツルギとも)も、実は安徳天皇とともに逃れていて、たとえ源氏の追っ手が迫っても容易に奪われぬようにと、山中深く埋めたその山が、四国第二峰・剣山であったと。
たいていにおいて『剣山』や『剣岳』と名の付く山は、エラく険しい「〝剣のような山〟だから」というのが命名の理由なんですが、四国の剣山はずいぶんとなだらかな山。それなのに『剣山』と名付けられたのは、そういった伝説が元になっている訳です。
まぁ、あくまで言い伝え、伝説の域を出ませんけどネ。


さてさて。
高知行き普通列車が出るのが、8時39分。出発まで1時間弱は待ち時間があります。
その時間を利用して、駅隣の喫茶店で朝食です。店の名前もズバリ『ちゃみせ』。
エラいストレートやなぁ……
画像
こちらで名物の祖谷そばをいただきました。
名物ったって、こんな荒れ果てた土地で育つ作物は蕎麦くらいしかないので、「名物になった」んじゃなくて「それしかなかった」だけなんですけどね。
蕎麦100%の純朴な味わいです。ただ、つなぎがほとんど入ってないんで、口の中でポキポキ折れちゃうんですよね。「それも味」と言ってしまえばそれまでですけど。
まぁ、これといって特色のある蕎麦じゃないので、お写真も撮りませんでしたよ。
あしからず。

この記事へのコメント

抜作せんせい
2008年06月15日 16:02
昨日、阿波池田駅のキオスクで祖谷そばを買って、今日家でゆでて食べました。
まあまあおいしかったかな。
讃岐屋
2008年06月15日 16:42
抜作せんせい、こんにちわ。

更科系より田舎蕎麦が好みのワタクシめ、祖谷そばも好きは好きなんですが、食感がもう少し良ければ……
あまりにモソモソし過ぎてんですよねぇ~。店によりけりなんでしょうか。

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