ゆうばりの熱い日~その7~

ジン丼最高っ!!
(そりゃもォええっちゅうに……)
いやぁ~……やっぱ、北海道に来てジンギスカンは外せないでしょう。大盛り頼んじゃった(笑)
ホリさんのブースで『夕張メロンピュアゼリー』の試食会をやってたので、デザート代わりにいただきました。
あのねぇ~……キケンだよ、『夕張メロンピュアゼリー』は。メロン以上にメロンメロンですから。蓋を開けた途端、メロンの香りがブワッと広がるの。でもって、一口食べると、口の中一杯にメロンの味がグワッと広がるんです。濃縮メロンを一かたまりに食ってるようなもん。
まるで魔法にかかったように、お土産用に買っちゃってました。『プチ』の方ですけど。それでも破壊力バツグン!
(こうやって書くと、何かすンげぇ味を想像させるけど、いい意味で〝すンげぇ味〟ですから)


さて。ステージの方へ戻りまして。
お待ちかね、スターダスト・レビューの出番です!
スタートは『Amazing Place』をアカペラで。夕張の壮大な大自然の中に、要サンの澄んだ歌声と4人のハーモニーがすぅっと溶けて行きます。まさに圧巻。客席はしんと静まり、誰もが聞き惚れてしまってます。
そこから流れるように名曲『夢伝説』へ。
客席がスタレビの世界にグッと引き寄せられたところへ、すべてをぶち壊す(笑)要さんの「アンタは芸人かっ!?」てくらいの軽妙なトーク炸裂。
まぁ……これがスタレビのステージの醍醐味ですからね。
透明感のある音楽と、それを吹き飛ばさんばかりの絶妙な爆笑トーク。
一通りの挨拶を終え、次の曲の紹介で要さん、
「皆が知ってる曲をやろうと思ったんだけど……ないの」
で、またまた爆笑。それでも、「これだったら知ってるかなぁ」と始めたのが『木蓮の涙』のアコースティック・ヴァージョン。サントリーウイスキーのCMでも流れてたので、「あぁ、この曲……」「あぁ、この人たちが歌ってたんだぁ……」というどよめきが、会場のあちこちから起こります。
――ヘンなライブ(笑)
ここで、満を持して大泉さん登場。大泉さんとスタレビとくれば『本日のスープ』ですが、なんと一緒に歌うのは『うたばん』出演以来との事。お互い「チャンスがあれば一緒に歌いたい」と思っていたそうですが、スケジュールが合わなかったりで、今日まで歌わず仕舞いだったとか。
「せっかくだから、大泉君とたっぷりシャベろうかと思って、1曲減らしちゃった」
「オレとのトークなんかいいから歌えよ!」
大泉さんの、オープニングの『Amazing Place』には「あまりいい思い出がない(『うたばん』出演の時、とんねるず石橋に「オマエ、なんで歌わねぇんだ!?」と張り倒された)」という話から、『うたばん』出演時の裏話(大泉さんが終始ソワソワしてて、しまいには出番待ちに抜け出して、カラオケボックスで発声練習してた)や、『ミュージックステーション』に出演した時の裏話(雲の上の存在のタモリさんと、要さんが普通にしゃべってるのを見て「やっぱスタレビってスゲェ」と思った)などを披露。
カラオケで発声練習してたエピソードは、HBCの番組『ドキュメント大泉洋』でも、まんま登場してましたね。ブロードバンド放送でも配信されてたので、一度は見た人もいるでしょうか。まぁ……事実です(笑)
で、ここで『うたばん』以来の『本日のスープ』を。
ところが、これから歌うって段になってもパート分けをしていない。
「だから、そういうのはリハーサルの時に決めろや!」
という大泉さんの抗議も、
「まぁ、いいじゃない。こういうトコ見せんのもさ」
と要さんに流される始末。
「じゃあ、いいや。大泉君が〝ココ!〟って時に合図して。そしたらボクが歌うから」
「だからそういうのはちゃんと決めとこうって」
「あぁ、ハイハイ。じゃ、行くよ」
またもアッサリ流され、曲が始まってしまう。始まってしまったものはしょうがない。
観念した大泉さん、1フレーズ歌ったところで、オーバーアクションで要さんにキュー。苦笑いの要さんも、1フレーズ歌っては大泉さんにキュー。
そこからは「オマエ歌えよ」「いや、アンタが歌いなさいよ」のキューの応酬。そんなんで、よく曲が続いたもんだ(笑)
最後には、誰から始めた訳でもないのに、会場が一体になって手を左右に振り「オー・ウィア・エー♪」の大合唱。
歌い終わると同時に稜線へ陽が落ちてゆく――
何とも幻想的な、感動的な一瞬でしたね。
大熱狂、大盛り上がりの中、大泉さんが退場すると、ラストは新曲『愛の歌』。
で、要さん。ここでまたもややってくれました。
「みんなGLAYが見たいかァ~ッ!? でも、オレらがステージにいる限り、GLAYは出てきません」
会場からは予想通り「エェ~ッ!?」の声。
「最後、一緒に歌ってくれて、盛り上げてくれたら、オッチャン達は満足して帰ります」
という事で、サビの部分を会場の皆で大合唱して欲しいと、歌唱指導の始まり。
そして静かにイントロが流れ、綺麗なスローバラードの『愛の歌』を、これまた綺麗なハイトーンの要さんが歌い上げました。会場も(GLAYが見たいからか)素直に応じて、サビ部分を大合唱。
優しい曲の余韻と拍手に包まれて、スターダスト・レビューによる爆笑の、それでいて感動的なステージは幕を閉じました。


サブステージには、くったんとMr.残念・シゲが登場。
ここでシゲの口から、昨日起こったとある事件について明かされました。
名付けて〝新夕張残念事件〟
それぞれの仕事の為、他のメンバーとは一日遅れで夕張へ向かったシゲ・くったん・奈緒美ちゃんの3人。降りる駅はまだまだ先だと思ってのんびりしてたシゲ、ハッと気付くともう新夕張に着いている。慌てて降りようとすると、乗降口の方から「ギャーッ!!」という悲鳴。
見ると、北川くったんが閉まるドアに頭を挟まれている。
御存知の方もいると思いますが、列車の自動ドアというのはエレベーターのドア等と違って、何か(人とか荷物とか)を挟んでも自動では開きません。開くのは、あくまで車掌のスイッチ操作任せ。つまり、車掌がドアを操作しない限り、開きもしなければ閉じもしない訳です。
まぁ、マネージャーさんが車掌の元へ行き、事無きを得たんですが、
「あそこで姉さんがドアにはさまれてなきゃ、オレは今頃トマムだよ」
くったんもくったんなら、シゲもシゲ。皆揃って残念!!
どぉ~でもえぇわ、そんな話(笑)


2日間通して最大かつ最高の大歓声の中、お待ちかねGLAYが登場!
日が落ちて、気温も若干冷えてきた事もあり、「ここからは自己努力も必要」とばかり、コール&レスポンス、そしてウェーブで準備体操(?)。ほんのちょっと暖かくなってきたところで、
「1曲目はこの曲だァ~ッ!!」
TERUの咆哮一閃、耳慣れたイントロが流れ出す。ところが、会場の誰一人として歌のタイトルが浮かばない。会場全員のGLAY脳がフル回転。しかるのち、大混乱。
「え? 何? 何だっけ、この曲? こんな曲、GLAYのナンバーにあった?」
客席がザワザワとざわつき始めたその時!
恋に~ゆ~れる~ 心~ひ~とつ~♪

………………

ちー様やん! 『長い夜』ぢゃん!!
会場から爆笑の渦と拍手喝采。
なんと心ニクい演出。のっけの曲に、〝北海道のニューミュージック歌手といったらこの人!〟な松山千春の『長い夜』を持ってきました。
……して、歌詞間違うし(笑) どうした、TERU。ハズいぞ、TERU(爆)
そこからメドレーで『グロリアス』へ。会場はガンガンにヒートアップ!
ここでTERUから「この夕張でこの曲が歌いたかった」と前置きして、流れてきたのは『HOWEVER』
……して、また歌詞間違うし(笑) しかも思いッきしサビで盛り上がる部分。大丈夫か、TERU。自前の曲だぞ(爆)
「さすがに緊張して、間違っちゃいました」
なんて言い訳してましたけど、〝カッコよさ〟や〝スタイリッシュ〟をウリにしてるバンドは、やっちゃダメよねぇ。
まぁ、確かに2日間通して、いろんなアーティストから引き合いに出され、しかもラストに登場するとあって、いいだけ緊張感を煽られてきた上に、この大観衆ですからね。
「そりゃあ歌詞ぐらい間違うでしょ?」
てなもんでしょうけど……プロなんだから(笑) やっちゃダメだってば。
ステージは『彼女の〝Modern…〟』『BEAUTIFUL DREAMER』で締めくくって、大盛況大興奮のうちに終了。
そういえば、「オフィスCUE15周年おめでとう!」とステージ上で叫んでたのは、GLAYだけでしたね。
今回のイベントの主たる柱だったのに……


大トリは、チームナックスの5人が夕張太鼓保存会「竜花」の皆さんと太鼓の共演。舞台『HONOR』のラストを飾った〝恵織村龍神太鼓〟の再演です。
夕張太鼓保存会「竜花」は、夕張市民の有志による太鼓チームで、全国コンクールに何度も出場しては賞を獲得してる実力派。そんなチームと、太鼓歴6ヶ月のチームナックスが本当に太鼓の共演なんて出来るのか?
実際、この日に向けて猛練習を重ねたメンバー、手にはマメを作って、そのマメを潰して、その上にさらにマメをこさえて。大泉さんなど、前日のリハーサルでも小学4年生の子に御指導を仰いでたとか(笑) シゲは「練習、必要ですか? 我々に」などとうそぶいてましたが、人一倍練習してたのもシゲだったとか。
演奏に先がけて、公演で使った太鼓5組とラストに5人で叩いた大太鼓1組を、「竜花」さんに寄贈するセレモニーが開かれました。ここに〝恵織村龍神太鼓〟の心は〝夕張太鼓保存会「竜花」〟に引き継がれました。
ステージが開いて、最初は夕張太鼓保存会「竜花」による演奏。やがてナックスのメンバーが『HONOR』でも着ていた恵織村の半被を身に纏って登場、〝恵織村龍神太鼓〟のはじまりです。
この太鼓演奏、『HONOR』のサントラCDにも入っておらず、再び聞けるのは20日夜のWOWOWでの放送を待つか、秋にDVDで発売されるのを待つしかないと思っていたので。
舞台では5人での演奏でしたが、今日は竜花の皆さんと一緒とあって、大人数での演奏。「あぁ、きっと恵織村が栄華を誇っていた時は、こんな感じだったんだろうなぁ」と、架空の村でありながら、その昔に思いを馳せていました。
この夜、この地に確かに
〝恵織村〟は存在したのです。
勇壮な太鼓演奏の余韻に浸りながら、ステージ上にはオフィスCUEのメンバー、今日登場したミュージシャンの方々が並び、感想を一言ずつ述べ合いました。
まぁ……出てくるコメントといえば「楽しかった」「参加してよかった」か「GLAYを生で見れてよかった」でしたけど(オイオイ……)
イベントの最後は、夜空を飾る大輪の花火でした。
(ただ……打ち上げたのは麓でも、観客が見るのはゲレンデの中腹だったので、花火を見上げるというより、目線の高さ、下手すりゃ見下ろす形になったのは、チョット残念。チョット興醒めでしたね)



会場を出て、シャトルバスの乗り場へ向かうために渡る橋は、神戸のルミナリエを思わせるようなライトアップが施され、この2日間の感動をより一層深めてくれました。
鈴井社長は、「このイベントの最大のテーマは〝笑顔〟 出演してくれるアーティストだけじゃなく、会場に来てくれる皆さんが『楽しかった』『来てよかった』と、笑顔で帰ってもらえたら、それだけでこのイベントは大成功です」と言ってました。
確かに、参加者のどの顔にも、満足げな笑顔がいっぱいでした。
そういった意味では、今回のイベントは大成功だったんじゃないでしょうか。
せっかく夕張まで来ておきながら、どこも観光できなかったのは、ちょっと残念でしたけど。
……いいのか? これで夕張を元気付けた事になるのか?

どうであれ。
会場を訪れた皆の心に、この2日間の感動と〝ゆうばり〟という街の名は、これから先もずっと残って行くんでしょうね。また、そうであって欲しいと思います。
昨日は曇っていて見られなかった満月が、ちょっとはしゃぎすぎて疲れてしまったバスの乗客を、札幌到着まで照らし続けていた事は言うまでもありません――

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