ゆうばりの熱い日~その3~

ステーキ丼、おいしゅうございました。
(はぁ? 昼飯くらい食べさせなさいよ!)
肉厚でジューシーな牛肉が、白い御飯の上にドデンと乗っかりまして、そりゃあもぉもぉもぉモォ~ォ!
ただねぇ……正直、飽きる。〝人は肉のみに生きるに非ず〟って、何か違うな。肉と米だけじゃ、味はどうしても単調になる。そうなると人間、耐えられなくなるのね。ソースだけ追加してもらいました。
やっぱり肉と御飯だけじゃダメなんだね。野菜も摂らにゃ。……おし! 晩飯はジンギスカン丼にしよう!!
――て、何の話から始めてんのよ!?


・怒髪天
いやいやいや。ボーカルの増子さん、アニソン王・水木一郎アニキみたいな顔して、暴言吐きまくり。口は悪いわ、ガラは悪いわ……不良中年ロック最高!(爆)
曰く「この際、夕張は日本から独立しろ!」だの「メロンに5万円くらいの関税かけろ!」だの。
本当にそうなったら大変だわ。夕張の財政は潤うかもしんないけど(笑)
しまいにゃ「オマエらは熱さが足りん!」とか言ってイキナリ始めたのは、ビリーズ・ブート・キャンプならぬ
怒髪ブート・キャンプだァ~ッ!!(爆)
シェリーはいないけど、ドラムに合わせて41の熱いオッサンが踊りまくる。
パ~ンチ! パ~ンチ! 1、2、プレス! ん~……ビクトリー!!(笑)
(それはえぇっちゅうの!!)
いやいや、いろんな意味でインパクトのある、非常に印象に残るバンドでした。何でしょうねぇ、妙な魅力に取り憑かれてますよ。北海道の音楽シーンも、こんなパワフル系不良バンド(笑)を生み出せる力があったんですねぇ。
この一杯の~ ビ~ルの為に~
生きて~いると~ 思えるほどさ~♪
未だに『ビール・オア・ダイ』が脳内リフレインしてますよ。
脱帽。グゥの音も出ません。


さぁ、一発ヘビィなのを喰らったところで、どうせならもう一丁ヘビィなの来い!てなもんで、ステージセッティングの幕間を使ったミニトークは、大泉さんと鈴井社長。
この組み合わせなら当然あの方たちも――という訳で、皆さんお待ちかねのスペシャルゲスト・『水曜どうでしょう』の藤村ディレクターと嬉野ディレクターの登場!!
歓声と拍手の中(これほどの歓声と拍手で迎えられるサラリーマンも、このお二人だけでしょう)、招き入れられた藤やんの恰好は、白地にブルーの花模様が入ったアロハシャツ。うれしーは、普通の赤いポロシャツ。
ここから大泉さんと藤やんの丁々発止。
「オメェ、何つー恰好で来んのよ! 休日のオヤジじゃねぇんだぞ!?」
「バカ! オレだってキチッとした恰好しなきゃなんねぇと思って、ジャケット着てきたさ。着てきたけど……それ、列車ン中に忘れてきたんだよ!! さっき帯広駅に電話したさ。「とかち3号の○号車○番の席にジャケットありませんでしたか?」って。そしたら「届いてます」って言うから「着払いでお願いします」って」
あはは。うわぁ~、藤やん散々だぁ。シゲの〝残念病〟がうつったぁ(笑)
「だいたいオメェ、オレらここに呼んで何すれってよ!? 歌でも歌えってか」
「バカ言うな! 宴会のカラオケじゃねぇんだぞ」
わはははは。あぁ~コレだコレだ。このバカトークが聞きたかったんだ(笑)
大泉さん「コイツのそばにいると殴り合いになる」とか言って、鈴井さんとポジションチェンジ。「何なら、うれしーコッチ来なさいよ」
「いや、オレ、端っこ好きなんだ」
いやぁ~何でしょう、もぉ何から何まで〝うれしー〟なんだねぇ~。
で、お二人。今日は最後までいるのかと思いきや、秋に撮るドラマのロケハンがあるとかで、この後すぐに登別に向かわなきゃならないんだとか。
「ロケハンったって、明日からなんだろ? オメェ、ただただ温泉入りたいからって前乗りするだけじゃねぇか。何そんなに急ぐ必要あんのよ?」
「バカかオメェ。〝5時には宿へ〟は鉄則だろ?」
宿ありき。〝どうでしょう班・旅の鉄則〟は今も健在なようです(笑)
藤やん「コッチゃあオメェ、この日の為に、昨日でDVDの編集終わらせてきたんだぞ」と『どうでしょうDVD第9弾』の進捗状況をご披露。……この日の為に用意してきたくせに、すぐ帰っちゃうんだぁ(笑)
「おぅ、アレか? 9弾というと『サイコロ4』か? オレが登山家になるヤツだな」
トロ~リ~♪  おぉ!
会場大爆笑! だって、大泉さんの「トロ~リ~♪」の呼びかけに、会場全体が「おぉ!」って応えるんだもの。エリートの皆さん、今日も集ってらっしゃいます(爆)
そうこうしてるうちに、ステージ上はセッティングも終わり、お二方も登別へ向かう時間が迫ってまいりました。
「おぅ、オメェこれから歌うのか? 雨降ればいいのにな!」
なんて毒づきながら、会場を後にされました。
……結局、うれしーは「端が好き」発言の後は一言も語らずかい?(爆)


・太陽族
ストレートな熱いメッセージがバッシバシ伝わってきました。
ぶつけられるメッセージは〝いじめ〟に対する憤り。
「どんなに辛い事があったって、笑い飛ばして生きてやろうぜ」
「この世の中に、なくなってもいい命なんてひとっつもないんだ!」
「誰も味方になってくれないなら、俺が味方になってやる!!」
「誰かがやらなきゃ、誰もやらねぇままなんだよ!!!」

ボーカル・花男クンの痛い程のメッセージが胸に響きます。
新曲『声』も、いじめ撲滅のキャンペーンソングだとか。
そういえば、鈴井監督第2回作品『river』(主題歌『戦友』を歌ったのも太陽族)も、事件の発端は子供の頃のいじめ――というか、そのいじめを見て見ぬ振りをしていた友人に対する復讐でしたっけ。
いじめに対する無関心、見てみぬ振りも一種の〝いじめ〟なのだ。だから、せめて今日この会場に来てくれた人の身の回りからでも、こういった悲劇をなくして行こう。
昨今、ここまでメッセージ性の高い歌を歌うバンドも珍しいんじゃないでしょうか。ただ熱いだけじゃない、その裏には暖かいものがある。
ラスト、映画『river』のエンディング同様に、花男クンがアカペラで歌った『今日の日はさようなら』が、やけに心に沁みました。
〝黄金のカルテット〟の後だから、尚更にかい?


太陽族のステージの後、サブステージには、進行役の小橋亜紀ちゃんと一緒に鈴井社長が登場しました。鈴井さん、「音楽はズルいなぁ」を連発してました。
「音楽で人を感動させるのは5、6分でいいのに、芝居や映画だと、2時間以上かかるんだもんなぁ~」
それが悔しいらしいです。
ナルホドなぁ~、と。確かにそういうところあるみたいです。でも、芝居は芝居の、映画は映画の良さがあると申しますか……〝余韻〟っていうんですか? 心にズシッと溜まって、いつか何かの拍子にポンと出てくる事もある訳で。
鈴井さん、何も悲観する事ないですよ。
空もだいぶ雲が薄くなってきました。ところどころ青空も顔を覗かせてきてます。
ここで、鈴井さんから朗報(笑)が。
「今、この会場に大泉君がいません!」
会場大爆笑! 大泉BANDのリハーサルの為に、別の場所にいるとか。だから晴れ間が出てきたのか(爆)
ステージ両脇のスクリーンには、アーティストの演奏中はその模様が、幕間には運営事務局からのインフォメーションやスポンサーのCMが流れてるんですが、それ以外の時間帯は、夕張の子供たちが描いた絵をベースに、「hope」「try」「smile」などのメッセージがスーパーされます。それが何とも暖かくて優しくて、このイベントのすべてを象徴してるようでしたね。


・Wyolica(ワイヨリカ)
イケイケガンガンのロックロックしたバンドが2組続きましたので、ここでしっとりしたアコースティックバンドが登場したのは、何だかホッとしました。さすが、きちっと構成考えてますねぇ。あんまりロックガンガンな曲が続くと、却って疲れちゃいますもの。
ボーカルのazumiとギターのso-toからなるツーピースバンド。azumiさんの声は、古内東子をもっとパワフルにした感じで、耳に心地よい曲が続きます。
これで5曲ってのは少ない感じがするなぁ。もっと聞いていたいかも。
時に、ワイヨリカと夕張(もしくはCUEさん)とどういう関係があるのかと思って調べてみたら、azumiさんって札幌出身だったのね。納得しました。

・カーネーション
やった! 生『Garden City Life』だぁ!!
僕、この曲好きなんですよ。つっても、出会ったのは鈴井監督初作品『man-hole』が初めてなんですけどね。
カーネーションの直枝さんと鈴井さん・オフィスCUEとのお付き合いも、この『man-hole』の音楽を担当した事がきっかけ(元々、鈴井さんがカーネーションのファンだったってのが、根っこにあるんですけど)。以来、僕のように映画『man-hole』がきっかけで、聞いてくれるようになったファンが増えたそうですよ。
直枝さん、とにかくあまりしゃべらない方で、ステージの方も曲をポンポンつないでくような構成でしたね。でも、それはそれで満足。
その数少ないトークの中で、前出の太陽族が「長く続けていれば必ずいい事があるさ」と言っていたのを受けて、「いい事もあるけど、嫌な事もいっぱいあるからね」と言っていたのが、妙にツボに入りましたね。そんなア~タ、夢も希望も打ち砕くような事を……でも、道理であり真実でもある訳で……。
人生って、生きてくってムズカしいですね。


さぁ、日も西に傾き始めました。時間も夕方6時近くなりまして……おひおひ、ここまで6時間音楽漬けってかい。
そして、今日の目玉・大泉BANDはこれからだ。まだまだPUFFYだってBEGINだって出てくる。終わったら8時過ぎだ。
うひ!(と、嬉しい悲鳴を上げてみる)

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