15:55 高畠着

画像山形から普通列車で40分あまり。
はい。ここが今日の〝のらり旅〟の目的地・高畠町であります。
こちらJR高畠駅には、『まほろば温泉・太陽館』という温泉施設が併設されてるんですねぇ。
山形から米沢へ至る途中には、蔵王・かみのやま温泉・赤湯と、近くに温泉がある駅は数あれど、みんなバスや車でン十分とかかかる、あくまで〝玄関口〟でしかない駅ばかり。
これほど近くに(何せ徒歩0分)あるのは、ここ高畠だけです。も、玄関口どころか勝手口まで見渡せちゃう(笑)
『太陽館』には、レストラン『お食事処たかはた』と、JRホテルグループが経営する長期滞在型ホテル『フォルクローロ高畠』が併設されています。ホテルと温泉と駅が一緒だなんて、JRも商売上手になったねぇ。
……はい? どうせ〝温泉〟とか言いながら、実はスーパー銭湯みたいなもんなんだろうって?
ノンノンノン。
ちゃんとしたアルカリ性単純温泉ですよ。それも沸かし直しなんかじゃない、源泉掛け流し(泉温43℃)。
てな訳で、疾風のようにザブングル(笑)

画像改札を抜けると、すぐ隣がカウンター。まさに駅直結。
券売機で入浴券を買います。入浴料300円。2階には有料休憩室になっている大広間があって、こちらの利用料も含めると500円。ただひとっ風呂浴びるだけなら入浴券を、風呂から上がって、畳でゴロンとしたい時は休憩券を購入してください。
湯船はそれほど大きくないものが1つ。檜張りと御影石仕立ての2種類があって、日によって男女入れ替えになっているようです。
それとサウナ。但し、身を引き締める冷水風呂の代わりにサンルームがあります。冷水風呂は……あるにはあるんですが、一人入ればもう一杯一杯なくらい狭いですし、常に水を張っている訳でもなさそうです(僕が行った時は空っぽでした)。
確かに見た目には銭湯で、「本当に温泉なの?」と疑いたくなりますけど、きちんと泉質証明が掲げられてますし、ちょっと舐めると微かにしょっぱかったですから、ナトリウム系の温泉である事は間違いないようです。
次の列車を待つ間にひとっ風呂浴び、さっぱりした気分で旅を続けられるってのは、旅行者にとって嬉しい事です。ましてや改札がすぐ目の前ですし、浴室にも時計が掛けられてますから、時間一杯まで入ってられます。
僕と同じ旅行者も何人かいましたが、大半は地元のお客さんです。部活帰りの高校生なんかも入りにきてるようです。まぁ、家の風呂よりは仲間とワイワイ言いながら入る方が楽しいですもんね。


駅にはレンタサイクルもあって、それを利用して町内散策もできます。
高畠町出身の童話作家・浜田広介を顕彰する記念館や、〝昭和ミニ資料館〟がある中央通り商店街などを見ながらのサイクリングを楽しめます。
〝昭和ミニ資料館〟といっても、そういう名前の施設がある訳じゃありません。商店街全体がひとつの資料館になっているんです。通称『昭和縁結び通り』と名付けられた商店街は、各々の店に〝昭和○○号館〟という名前が付き、店先やショーウインドゥなどに昭和30年代の生活用品や電化製品・雑誌・映画ポスター等が展示されています。現在、18のミニ資料館が開設されているようです。

これらの情報を知ったのは、次の列車を待っている間に見たリーフレット。
「しまった。こんなものがあるんなら、もっと早い時間に来るんだった」
なぁんて思っても後の祭り。
いつかゆっくり訪ねてみよう、と心に決め、17時07分発の米沢行き普通列車に乗り込みました。

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