トリオ de のらり旅 ―宮島で世界遺産を堪能―

「なぁなぁ。広島と宮島行こうと思ってんだけどさぁ、明日行く? 明後日?」
「ん~……明日かなぁ~」
「んじゃ、明日ちょっと早起きね。て事で、しまなみ海道は明後日だ」
てな訳で、恒例の青春18きっぷ投入決定です。
にしても……
四国にいながら、ちっとも四国を案内しようという気がありません(笑)
彼らにしてみれば〝四国に寝に来てる〟状態です(爆)
……ベースキャンプっすか?


朝7時44分のマリンライナー12号で出発です。
本当は2本前の便に乗るつもりだったのですが、ちょっと家を出るのが遅れまして。
まぁ、お蔭様で「旅の友」(お茶とおつまみ)も買えたし、わりと余裕を持って出発する事が出来ましたね。
考えてみれば、彼らと一緒に鉄道で旅をするのは初めてでしたね。移動手段としての電車や、〝車で〟てのは何度となくあるんですがね。
いよいよ「合宿」らしくなってきました――て、いつから「合宿」になったのさ? そもそも何部なのよ? ん~……〝ネガティ部〟でない事は確かです。
夏の陽光を浴びながら、マリンライナーは彼ら念願の(?)瀬戸大橋を渡ります。感想はというと、さすがどうでしょう藩士
「自分で渡っちゃうとコレねぇ~……」
のお言葉をいただきました(笑)
岡山で新山口行きに乗り換え。岡山始発だから、ボックスを取るのは楽でしたね。
(つか、その為に1本遅らせました。広島までの3時間余り、ずっと立ちっ放しとかバラバラに座るとかはイヤでしたからね)
電車は平野を、海岸沿いを縫うように走ります。途中、「大門」だの「本郷」だの〝ある道の方々〟にはウケる事間違いない駅に止まりながら。
大門駅――いやぁ~、今となっては懐かしいですなぁ~(笑)
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12時22分、宮島口に到着。
日本三景の一つ「安芸の宮島」で、厳島神社や牡蠣と並んで有名なものといえば、穴子です。
(まぁ、瀬戸内海側であれば、基本どこでも穴子は名物なんですけどね)
宮島で穴子となれば、名店中の名店『うえの』に立ち寄りたいところですが、さすが有名店。平気で30分待ちとか言ってきます。腹の減り具合と相談して、ここはピークをずらすのも狙いに据えて、先に連絡船で宮島へ渡る事に。
宮島航路は、広島電鉄グループの宮島松大汽船とJR西日本が運航してます。
あの有名な厳島神社大鳥居に接近するコースを取るとあって、JRの連絡船に乗船する事に――本音は、青春18きっぷで乗れる唯一の連絡船だからですけどね。
宮島では、鹿の群れがお出迎え。
同じ鹿でも奈良公園の鹿とは違って、こちらは悠然としております。人に馴れてるのはどちらも同じですが、宮島の鹿は人に媚びたりしません。木の根元にどっかと座り込み、「写真? 撮んの? あぁ、えぇよ。好きに撮んな」てなもんです。道を歩くんでも「はぁい、ちょっとごめんなさいよぉ。ちょっくら通らせてもらいますよぉ」てな感じです――どない感じやねん(笑)
ただ、気をつけなきゃならないのは、鹿せんべい(100円)やアイスなんかを無闇に見せたり与えたりしない事。ちょっとでも素振りを見せようもんなら「なぁなぁ。それ、ワシにくれるんか? ウマいんか?」と寄ってきて、池の鯉状態になりますから。「なぁなぁ。もうないんか? アンタのそのバッグ、ウマいんか?」とストーカーされますから。
鹿にチヤホヤされても、何の自慢にもなりませんから。
桟橋から土産物店を横目に、浜辺沿いの道をしばらく行くと――
見えてきました。海に浮かぶ大鳥居、そして白壁と朱塗りの柱のコントラストも美しい厳島神社です。
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拝観料300円を払って、いよいよ世界文化遺産・厳島神社に足を踏み入れます。
本殿へと続く回廊を渡り、大舞台に出て朱塗りの大鳥居を眺めると、宗教心は抜きにして、否が応にも荘厳な気持ちになります。
惜しむらくは、時間的に干潮から満潮に向かう時だった事。これで満面と水を湛える満潮の時間帯だったならば、ロケーション的にも尚の事素晴しかった事でしょう。

いい加減空腹になってきましたし、ちょっと空模様も怪しくなり、遠くに雷の音を聞きましたので、宮島口に引き返す事に。
連絡船、宮島口に戻る時は大鳥居には寄らず、ストレートに戻るルートを取ります。
宮島桟橋を出港してしばらくすると、いよいよ雨が降り出し、雷も徐々に近づいてきます。宮島口桟橋に着く頃には本降りに。空を見ると、さほど黒い雲が出てる訳でもなく、ところどころに晴れ間も見えます。「まぁ、どうせ通り雨だろうし、メシ食ってるうちに止むさ」と思ってはみますが、それにしては降り方が尋常じゃありません。
時計は2時を回ってるし、いい加減混雑のピークも過ぎた頃だろうと、もう一度『うえの』の店先を覗いてみると、待ち時間は1時間との事。
おゐ! さっきより増えてんぢゃん!!
仕方なく別の店へ行く事に。桟橋側にちょっと引き返し『城山本店』へ。注文は、モチロンあなごめし。税込1,580円也。
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このあなごめし、店によって違うのは勿論ですが、地域によっても調理法が違います。白焼きのトコもあれば、蒲焼のトコもある。長焼きのトコもあれば、短冊切りのトコも、細かく刻んでいるトコもある。
宮島のあなごめしは、一口大に切った蒲焼風のあなごを、白御飯の上にウロコ状に敷き詰めてあります。
まずは一口。
んまぁ~い(^o^)
表面はカリッと。それでいて身はふっくらと、口の中でホロッと崩れるんです。御飯の硬さもちょうどよく、タレの染み具合も絶妙。
当然ながら3人揃って完・食!
おごっつぉさんでした!

さて、空模様。
一向に回復する兆しがありません。どころか、風まで出てきましたよ? 台風じゃないんだから……
まぁ、いつまでも店で雨宿りしてる訳にもいかないので、駅に向かう事に。これから広島に取って返す予定です。

ところが。
驚いた事に。
電車が止まってます!

何でも宮内串戸駅の信号機に雷が落ちたとかで、上下線ともダイヤが大幅に乱れています。
広電(広島電鉄)で広島に向かえばいいのですが、ほんの数百メートル先の駅に行くのも躊躇してしまう程の大雨です。
誰だよ、通り雨だからすぐ止むなんて言ったのは。

結局、駅で鯛焼きなんぞを食ってるうちに、ようやく動き出しました。
45分遅れだそうですよ。
何でしょうね。
どうでしょう藩士が旅する時は、必ず何かしらのアクシデントが起こるようになってるんですかね?


はぁ~……

この記事へのコメント

ナオカツ
2011年01月25日 22:17
宮島といえばあなごめし♪だよね。
宮島は厳島神社参拝だけで終わっちゃったの?(´.・ω・`)
ロープウェイを使って弥山山頂まで上がるのもオススメだよ?♪
弥山登山の途中に弘法大師がなんちゃらして使った火が今も消えずに燃え続けている消えずの火には行ってないのか?
あと宮島は厳島神社だけじゃないぞ。
特に大聖院と千畳閣はオススメだ。秀吉の死により工事が中断して未完の ままなのだとか…。
讃岐屋
2011年01月25日 22:57
あの天気だば、どこにも行く気にはならんでしょう。

惜しい事をしました。
今度またゆっくり――て、その「今度」がいつかは知りませんが(笑)

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