冬の大阪・のらり旅

≪隠れ家み~っけ♪≫


連休第2弾。大阪へやって来ましたぁ。
目的は、ミスター・鈴井貴之監督の映画『銀のエンゼル』を見る為です。
春になれば、倉敷で上映されるんですが、それまで待ちきれませんで。安田さんと主演の小日向文世さんが舞台挨拶に来る日もあるんですけど、生憎とその日は仕事なので。
城崎行くのに使った青春18キップの余り分、こんなトコで使ってみましたぁ。
……讃岐屋って、おバカ?

大阪シネ・リーブル梅田。空中庭園でおなじみの、梅田スカイビル・イーストタワーの3階。
ここには『man-hole』公開の時に一度来ています。舞台挨拶で、安田さんにぬるぅ~い牛乳をおみまいしたバカモノです(いや、待ってるうちにぬるくなっちゃったのよ)。ナマ早飲み、間近で見ました。早かったァ……「カポッ」て音しましたもん。
そんな話は、どこぞにうっちゃって朝青龍の勝ち。朝青龍、全勝優勝です――話がズレたぞ。
まだ見てない人のために、ストーリー云々には触れません。でも、「どんな話か知りたい」という方たちのために、ちょっとだけ紹介いたしますれば――北海道の片田舎でコンビニを経営する家族と、そこに集う人たちの、ドラマチックでも何でもない、ごく普通のストーリー。でも、心にジ~ンとくるいい映画です。『man-hole』ほどのせつなさもなく、『river』ほどのダークさもない、とても優しくなれる映画です。
鈴井監督、こういう優しい映画も撮ります。
大泉さん扮するロッキー、笑われてましたねぇ~。登場しただけで笑いが起こってましたもん。
ロッキーが登場して何か言う度、何かする度に笑いが起こる。ある理由でコンビニ店員・佐藤に二、三発殴らせるはずが、12ラウンドをフルに戦ったボクサーかっちゅうくらいボッコボコに殴られるシーンで、また爆笑。エンディングのスタッフロールに仕込まれた一ネタで、またまた大爆笑。
〝どうでしょう効果〟ここでもしっかり出てましたネ。
まだご覧になってない方、お近くの上映映画館を探して、是非ご覧下さい。見て損はない……いやいや、「あぁ、自分にもこんな感情が残ってたんだ」と気づかせてくれるような、何だか得しちゃったりする映画です。

画像さて、今回大阪に来たのには、もう一つ目的があります。
去年(といってもほんの一月前)、樋口了一さんのライブで訪れた『SUNSET 2117』というお店。ちょっと気になっていて、今度はゆっくり呑みに来ようと思っていたのでした。
JR大阪環状線・大正駅下車。右手に大阪ドームを見ながら、駅前交差点を渡り、JR高架線沿いの道をまっすぐ行く。尻無川に突き当たり、堤防沿いの道を少し行くと、目印にもなっているオーナーのクルーザーが見えてきます。そこが水上バー『SUNSET 2117』です。水上バーと言うだけあって、元は船だったのを改造したお店。川の上に浮いております。
夜7時オープン。12時クローズ。ラストオーダーは閉店30分前。定休日は日曜日。
場所は大阪市大正区三軒家西2丁目1-17。店名の〝2117〟という数字は、この住所が由来。入口は倉庫群の陰に隠れてたりするので、ウッカリしてると通り過ぎるかも。
桟橋を渡って店に入ると、カウンター脇にあるコイン販売機で、2,000円で4枚のコインを買います。これが基本料金。このコイン1枚で、ドリンク・フードどれでも一品がオーダー出来ます。コインが足りなければ追加購入すればいいし、余ったコインは次回に持ち越せる。完全コイン制なので、安心してお酒&料理をyしめる訳です。コイン販売機は新札に対応してませんが、お店の人に申し出れば、旧札に交換してくれます。
あとは運河を見渡す席に着くもよし、カウンターに陣取るもよし。それぞれのスタイルで、それぞれに楽しめばいいのです。店内を流れるBGMもうるさくなく、ちょっとダウン目の照明も、雰囲気を十分に盛り上げてくれます。
ドリンク類は、ソフトドリンク、ビール、ウイスキー、ウォッカと各種揃ってます。飲み方も、ストレ-ト、水割り、ソーダ割り、ロックとお好み次第。人気№1は、やっぱりコロナビール。メキシコ産のビールです。浮かぶカットライムがオシャレです。これが柚子やスダチだったら雰囲気台無し(笑) アルコール分も4%と低く、大変飲み易いです。呑ん兵衛の方は「こんなん水やぁ!」と文句を言うかも。
フード類も、クラッカー、ナッツなどのスナックからパスタ、ピラフに至るまで、各種取り揃えてます。
お得意のカンパリソーダに手が伸びそうになりましたが、それではあまりに芸がなさ過ぎるので、1杯目はコロナビール。2杯目はスミノフ(ウォッカ)をロックでいただきました。残るコイン2枚で、クラッカーとガーリックトーストを。
このクラッカーには特製のクリームチーズが付いていて、適量を載せながらいただきます。なめらかな舌触りとちょっぴりの酸味に、ついつい手が止まらなくなります。
ガーリックトーストといえば、斜めにカットしたフランスパンにガーリックバターというのが定番ですが、ここのは厚切りトーストパン。カリッパリッとはいきませんが、サクッとした食感とほのかに残るガーリックの風味が、ドリンクにピッタリな訳です。
2階はパーティースペースになっています。去年の樋口さんのライブも、ここで行なわれました。ライブだけじゃなく、会社の忘年会や結婚式の二次会・三次会に利用するグループも結構いるそうです。
ここでちょっと面白い楽しみ方。
お一人様コイン4枚を支払えば、オーナー所有のクルーザーで、店先から大阪南港まで下る「サンセットクルーズ」が楽しめるのです。但し要予約。夕方6時出港。仲間が何人か揃えば、海からUSJを眺めながら乾杯! 1時間のクルーズの後、店に戻って飲み直し、なんて事も出来る訳ですね。

波に揺られ、店の桟橋に停泊するヨット(なぜかスワンボートまで)や眼前に見えるUFOのような大阪ドームと、電車が通るたびに浮かび上がる水面を眺めながら、一人静かに飲むもよし。カップルで語り合うもよし。仲間とワイワイやるもよし。
まさに隠れ家的バーです。気に入っちゃいました。
大阪の夜の隠れ家に認定です。


皆さんも大阪を訪れた時は、梅田やナンバもいいですが、たまにはシックにこの〝水上の隠れ家〟で一杯やってみてはいかがですか?

この記事へのコメント

りーまんとらべらー
2005年02月07日 22:05
大正駅か・・・そのあたりって、ドームができるまでは、ジモティしかいない、ホントの下町だったんですよねぇ・・・こぎたねぇ飲み屋で宴会とかしたなぁ・・・
なんかオサレそうで、(私の中の)大正駅付近というイメージとあわないです・・・(ゴメンナサイ)
讃岐屋
2005年02月08日 00:29
最近、大阪市や有識者、市民有志らが始めた『水辺のまち再生プロジェクト』の一環で出来た店です。
他にもスキー・スノボのショップが出来たりレストランが出来たりと、昔とはすっかり変わった、大変オサレな街に変貌しつつあります(て、昔の事なんかちっとも知りませんですけどね)。

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