冬の但馬路・のらり旅 ―第6夜―

画像≪朝から晩までカニ in my 胃袋≫


ほぉ~らほら、これがカニ会席ですよぉ~。

じゅるっ。


外湯めぐりから戻ると、テーブルの上に色鮮やかな茹でガニが乗っていました。
それから続々とやって来るカニ、カニ、カニ。
茹で蟹、焼き蟹、蟹の酢の物、蟹足の天婦羅、蟹鍋。あとは刺身、茶碗蒸し、香の物、デザートのみかん。
〝カニ会席〟の名に恥じない料理の数々でございます。それも自分のお部屋で、誰に気兼ねする事なく、ゆっくりと堪能出来るんです。これで一泊1万円未満――どうです、お得でしょ?
茹で蟹――〝茹で〟とはいうものの冷めたものでしたけど。こちらの旅館では、朝茹でのものを食中毒予防の為に冷蔵庫保存しているんだそうです。暖め直すと、せっかくの蟹の旨味が逃げてしまうので、わざと冷めた状態で出すそうです。でも、十分おいしかった。レモン汁を付けて。
焼き蟹――6時半という時間帯がビッタリだったのか、焼き立てホクホクのが出てきました。おいしかったんだけど、焼き蟹独特のあの匂い(漂白剤っぽい、あの臭いです――て、なんか食欲を削ぐような表現だな)はちょっと苦手でしたね。あれ? レモン汁はこっちのだったっけ? ……まぁいいや。
蟹鍋――いい味出てました。大変おいしゅうございました。残り汁は御飯にかけて、インスタント雑炊に。……は? 行儀悪いですか? いいじゃないですか、誰も見てないんだし。育ちが悪い? ほっといて下さい。
蟹足の天婦羅――最初、海老天かなぁと思ってたんですが、一口かじって「ん! カニだ!!」 天つゆじゃなくて、抹茶塩だったのがピッタリでしたね。揚げたてのサクサクでした。
酢の物――和えてあるのが本物の蟹の身だったのが嬉しかったですね。これで「蟹風味かまぼこ」だったりしたら、ゲンナリだったですけどね。
たっぷり1時間かけて、お櫃が空になるまで、おいしくいただきました。食べ終わった後も、カニの匂いが部屋に満ちていて、いるだけで満腹。
中には物足りなさを感じる人もいるそうですが、僕は十分でしたね。

朝食は下の食堂で。
厚焼き玉子、鮭の切り身、煮物、香の物、味付け海苔――と純和風の朝食。ごくありふれた一般的な旅館の朝食――と思ってたら、なんと味噌汁に蟹の足が入ってるではないですか。
鉄砲汁でしたか。
朝からカニとは……余は満足じゃ(武将かよ!)。
朝からお櫃カラッポにしちゃいました。
……食い過ぎだって。


朝から晩までカニ尽くしでございました。
うむ、余は大満足じゃ。
……〝余〟って、誰さ?

この記事へのコメント

りーまんとらべらー
2005年02月04日 21:04
同じく、じゅるっ!
うまそう・・・カニ会席の名前に恥じないラインナップでございますね。
国内の旅も捨てがたいものがありますな。
讃岐屋
2005年02月04日 22:28
でしょでしょでしょ?
でもねぇ、『じゃらん』のクチコミ記事見たら、これでも「全然足りないっ! 不満だっ!!」てカキコミが多いの。この人たち、若狭湾中の蟹を食い尽くしても「足らんっ!」て言うのかしら。人間って強欲ねぇ~。

あ、ちなみに食卓に蟹江敬三はのってませんでした。
(……言うんじゃなかったな。反省)

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