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zoom RSS せり、なずな……

<<   作成日時 : 2010/01/07 16:52   >>

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この冬は寒波が厳しいんですかねぇ。年が明けてからというもの、雪の日の方が多いです。
今朝もカーテンを開けたら……あら、真っ白!
2pくらい積もってましたかね。それからも、一日中降ったり止んだり、雨になったり雪になったり。
平野ではそうでもなかったんですが、大山の麓の方じゃ、午前中だけで積雪1mを越えたそうですよ。
そんな新年も7日を過ぎまして。今日は七草。
昔から、この日に七種類の野菜を摂ると、無病息災・長寿富貴との言い伝えがあります。
まぁ実際のところ、消化の良いお粥にする事で、正月の御節料理で弱り気味の胃を休めるとともに、この時期に足りない栄養分を補うという、理に適ったものなんですけどね。


七草は「七種(くさ)」とも云い、平安中期には既に行なわれていた風習。
もっともその頃は、今のような7種類の野菜ではなく、7種類の穀物――米・粟・黍(きび)・稗(ひえ)・葟 (みの)・胡麻・小豆でした。
ちなみに、葟 についてですが。
今ではどんな穀物だったか定かではなくなってしまったんですが、現在のムツオレグサ(イネ科の多年草。蓑米とも云う)がそれに当たるんじゃないかという説が出ています。
その後、穀物に代わって春先に採れる野菜を入れるようになりましたが、その種類は諸説あり、また地方によってもまちまちでした。
それが現在の7種類になったのは、南北朝時代に四辻善成によって書かれた『河海抄(かかいしょう)』(『源氏物語』の注釈書)が初見といわれています。そこには、しっかりとあの有名な「芹、なづな、御行、はくべら(はこべら)、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七草」の文が書かれています。それが口伝えに後世に伝わり、江戸時代に入ると、公家社会のものだった七草の行事が、武家や庶民にも定着し、現在に至っています。

この七草、何の脈絡もなしに選ばれた訳ではないのです。
すぐ身近な、田畑で容易に入手でき、それぞれ薬草として優れたものだったんです。

     芹(せり)=鉄分を多く含み、健胃・整腸作用がある。
     薺(なずな)=別名ペンペン草。高血圧防止や利尿作用がある。
     御行(ごぎょう)=ハハコグサ。ミネラルが豊富で、風邪の予防に効果がある。
     繁縷(はこべら)=ハコベ。胃炎・胃弱の回復に効果がある。
     仏座(ほとけのざ)=コオニタビラコ。抗酸化物質を含む。
           (ちなみに、本当のホトケノザは、まったくの別種)  
     菘(すずな)=カブ。消化を助け、整腸作用もある。
     蘿蔔(すずしろ)=大根。消化を助け、ガン予防にもなる。

画像ね? どうです? 七草って、いわば日本流のハーブ、薬膳料理だったんですよ。
こんな事を普通に知っていて、普通に生活に取り入れていた昔の人の知恵ってスゴいと思いません?
もっとも最近じゃ、わざわざ田畑に出て、苦労して採取しなくても、この時期になるとスーパー等でセットで売られてます。
おまけにもっと簡単な、レトルトパックの白粥にフリーズドライの七草が一緒になったパックも売られてますしね。


お正月に飲み過ぎた方、食べ過ぎた方、昔からの風習だからってバカにしないで、七草粥で胃腸をいたわってみてはいかがですか?

先人の知恵、バカには出来ないですよ。

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