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zoom RSS ひとつの時代が終わる時

<<   作成日時 : 2008/06/01 20:50   >>

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時流の早さというものは、それはそれは目まぐるしい物がある訳で。
毎月毎週毎日のように、新しい物がどんどん出てきて、それがどんどん市民権を得て、あたりまえのようになって行く訳です。
その一方で、いろんな物が過去の産物として消えて行く訳です。
当然といえば当然ですが。


インターネット放送の草分け的存在だった『インプレスTV』が、9月一杯で休止となります。
2000年11月の開局以来約7年半、インターネット動画サイトの先駆けとしての立場を確立した『インプレスTV』。
その歴史を支えた数々の伝説的番組がありました。

   世界一おバカで、だめ〜なPCについて語るバラエティー番組『動く!改造バカ一台』
   気になるデバイスを気ままにチョイスして気ままに紹介する、気ままな物欲トーク番組『スタパトロニクスTV』
   数々のPCゲーム・オンラインゲームを紹介するレビュー番組『おんらいんゲーマーズ』
   忘れちゃならない『水曜どうでしょう』『ドラバラ鈴井の巣』『おにぎりあたためますか』等のHTB発信番組。

思うに、日本という国は、PPV(ペイ・パー・ビュー)というものが育ちにくい土壌なのかもしれません。
見たい番組を視聴(ビュー)する為に相応の視聴料金を支払い(ペイ)するからペイ・パー・ビュー=B
欧米じゃごくあたりまえなシステムですが、日本じゃ長い間「テレビはタダで見る物、受信料を払うのはNHKくらい」という考えが一般的で、お金を出して番組を買う≠ニいうシステムには「なんで金出してまで見なきゃなんねぇの」という抵抗感みたいなのが、今でも拭い切れてません。
(民間の有料放送じゃ、BSでWOWOW、CSでスカパーがあるけれど、あくまで支払うのはチャンネル≠ノ対してですからね)
現に過去、『ディレクTV』が、このPPV方式を引っ提げて日本に進出しましたが、CSが普及途上だった事、PPVに対する抵抗感などで思うように収益が上がらず、わずか数年で撤退してしまった事がありました。
インターネット放送にしても、これ程多くの無料動画サイトが増えてしまっては、『インプレスTV』もその役目を終えたと云ってもいいのでしょうか。
時代の流れ≠ニいう一言で片付けてしまうには、ちょっと首を傾げてしまう部分もありますが。

ともあれ、『インプレスTV』がその歴史に幕を下ろす事には、一抹の淋しさを感じてしまいます。
どうでしょう難視聴地域だった時代、お世話になっただけに尚更の事。


『週刊ヤングサンデー』の休刊が決まったそうです。7月31日発売号が最終号となるそうです。
ヤングサンデーといえば、『Dr.コトー診療所』や『クロサギ』、過去には『レガッタ〜君といた永遠〜』『海猿』『電車男』『同じ月を見ている』など、映画化・ドラマ化もされた数々の名作を生み出した雑誌であります。
それが、売上部数の減少を理由に休刊になる。
小学館広報室では「コミック誌全体の発行部数の減少傾向に対応した」というのが理由。
確かに、ネットカフェ・コミックカフェの増加や中古市場の盛況などで、昔ほど売れなくなってきてるのは確か。ネカフェ行きゃ買わなくても最新号が読めるし、ブックオフなんかに行きゃ、下手すりゃ最新コミックの発売日にもう並んでるってくらい、昨今のコミック業界は冬の時代が続いてます。
そこに古紙市場の冷え込みが追い討ちをかける。キロ単位の取引額が、昔の半分とか10分の1とか云われてます。昔ほどチリ紙交換の車が回ってこないものね。やれエコだリサイクルだなんて騒がれてるけど、集められた古紙の大半は倉庫に山積みとか、そのまま焼却とかになってるらしい。回収業者も、昔は製紙会社なんかに買い取ってもらってたのが、今は逆に手数料を支払って引き取ってもらってるとか。それで商売成り立たなくなって廃業する業者も多いんだとか。
どこがエコで、どこがリサイクルなんだろうね。

さぁ、そうなると次に危ないのはどこだ?
小学館はまだ『ビッグコミック』系列を抱えてるからな。『ビッグコミック』に『スピリッツ』に『スペリオール』。今後、どれか1本に絞られる可能性がない訳じゃない。
メディアワークス(角川グループ)は動きが早かったな。15年続いた『月刊電撃コミックガオ!』を4月号(2/27発売)でスパーン!と切ったからね。他にも幾つかの雑誌を休刊にして、残した雑誌に集約するとか、新創刊するとかの方針らしい。
……まぁ、3月号の次号予告を見た時に直感してたんだけどね。だって、やたらと最終回が多い。ほとんど連載総入れ替えか!?てなくらい。「おいおい! 大丈夫かよ!?」と思ってたら、案の条の休刊だ。
ただまぁ、外部に一切洩れなかったのはサスガというか、それほど気にはされてないというか(笑)
人気作品を残した『月刊コミック電撃大王』に移籍させる手法は、まぁよくあるテだなとは思うが、中途半端に打ち切られた作品を「この話の続きは○月発売の単行本で」って手法はどうだ?
一番危ないのは秋田書店か?
『ヤングチャンピオン』系がどうなるか(どうするか)だな。『RED』もあるし、隔月刊とはいえ『烈』や『いちご』もあるしな。『ドカベン』や『刃牙(バキ)』など作品に恵まれた部分があるとはいえ、お世辞にも『週刊少年チャンピオン』が好調とは言い難い部分があるからね。
徳間書店のような完全撤収パターン≠ノ陥らなきゃいいけど。

各出版会社とも、出せば売れる℃梠繧ナはなくなってきてる昨今、広げた風呂敷をどう仕舞うかが問題になってきてるようです。縮小か撤退か、あるいは刊行間隔の変更(隔週を月刊にするとか)で凌ぐか。
時代の選択とはいえ、生き残り戦略に必死ですよ。各社とも。
そんな中、創刊50年を迎えた『少年サンデー』『少年マガジン』両誌はスゴいよね。



ウガンダ・トラさんが31日早朝、お亡くなりになりました。55歳だったそうです。
ウガンダさんといえば、グッチ裕三さんやモト冬樹さんらとともに『ビジーフォー』というコミックバンドで活躍され、解散後はデブキャラタレントの草分け的存在として、石ちゃんこと石塚英彦(ホンジャマカ)や内山信二クン等に多大な影響を与えました。
当時、カレーライスを食べるスピードが速いことを指摘されると
「カレーライスは飲み物」
と答えて笑いを取り、この台詞は今もデブキャラに伝わる名言とされています。
公称体重115kg。糖尿病や肝臓病などの持病を抱えてたそうです。
最近TVで見ないなぁ〜と思っていたら、先月10日、足元がおぼつかなくなった為に入院。そのまま帰らぬ人になってしまいました。
死因は不明となってますが、おそらく糖尿病がかなり進行してたんじゃないかと思います。「足元がおぼつかない」って話だから、相当なもんでしょう。心臓とか血管にも来てたかもしれませんね。
『ビジーフォー』、好きなお笑いグループだったんですけどね。
もう再結成もなくなってしまったんですね。
合掌。




夏目漱石の『草枕』じゃないけれど、時流に棹させば流されるような、住みにくい時代となってしまいました。
(漱石のアレは「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」ですけど)
ひょっとすると今の時代は、ヒトが創り出したものとはいえ、もはやヒトにも制御しきれないハイスピードなものになってしまったんじゃないでしょうか。
自ら創り出したものに置いて行かれる――こんな理不尽で物悲しい事はないですよね。
時は流れ、一つの時代が終わる時は必ずやって来るとは云いますが、それを目の当たりにするというのは、何とも言えぬ淋しさがありますね。

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